手順 |
作業の詳細 |
1.症状 |
F5-8で撮影すると、画像に「黒い影」が数個写りこむ。 |
2.掃除機
でのごみ吸
出しの試み |
掃除機をレンズ筒の隙間にあてたり、カメラ本体をラップに包んで掃除機で真空状態にしてみたりしたが、「黒い影」は除去できず。ただし、「黒い影」は数、場所や大きさが変化することから、レンズにカビが生えたのではなくごみが付着と推定。 |
3.ホットシ
ュー部分の
分解 |
Fig. 3-1 Fig. 3-2 |
ホットシューの黄色の円の穴に小さなマイナスドライバーなどを軽く差し込み、少し持ち上げながら手前に引くと、パーツ(部品@)が外れます。Fig. 3-2はパーツを手前に少しずらしたところです。 |
Fig. 3-3 (部品@) Fig. 3-4 |
Fig. 3-3は、外した部品@です。Fig. 3-4は外した後の写真です。次に、Fig. 3-4の写真で見えている4つの銀色のネジを全て外し、部品Aを取り出します。 |
Fig. 3-5 (ネジ4本と部品A) Fig. 3-6 |
Fig. 3-5は、外したネジ4本と部品Aです。Fig. 3-6は外した後の写真です。さらに部品Bを外します。部品Bはネジなどで留めてありませんので、手で外せます。 |
Fig. 3-7 (部品B) Fig. 3-8 |
Fig 3-7は外した部品Bです。Fig. 3-8は外した後の写真です。 |
Fig. 3-9 |
Fig.3-8の写真で見えている2つの銀色のネジを全て外した状態が、Fig. 3-9です。これでホットシュー部分の分解作業は完了です。 |
4.モニター側の外装部の開け方 |
Fig. 4-1
Fig. 4-2
Fig. 4-3 |
本体下部の写真です。黄色の円の黒いネジ3本を外します。その他のネジは外す必要がありません。
本体下部のネジは3種類あって長さが異なりますので、注意しましょう。
Fig. 4-2は本体下部の黒いネジの写真です。ネジの配置はFig. 4-1の通りです。縦向きのネジは外す必要のあるネジ、横向きのネジは外さなくて良いネジです。縦向きのネジ3本の内、真ん中の1本が少し短いことがわかります。
右端のネジ(上下2本)は長さが違うように見えますが、全く同じです。
Fig. 4-3はネジ3本を外した状態の写真です。 |
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Fig. 4-4 Fig. 4-5 |
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次は本体左側面です。黄色の円の黒いネジ1本を外します。その他のネジは外す必要がありません。Fig. 4-5は本体左側面の黒いネジの写真です。ネジの配置はFig. 4-4の通りです。縦向きのネジは外す必要のあるネジ、横向きのネジは外さなくて良いネジです。この2本は全く同じネジです。 |
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Fig. 4-6 |
Fig. 4-6はネジ1本を外した状態の写真です。 |
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Fig. 4-7 Fig. 4-8 |
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最後に本体右側面です。黄色の円の黒いネジ2本を外します。その他のネジは外す必要がありません。Fig. 4-8は本体右側面の黒いネジの写真です。ネジの配置はFig. 4-7の通りです。縦向きのネジは外す必要のあるネジ、横向きのネジは外さなくて良いネジです。
この4本は上2本が少し長く、下2本が短いので注意して下さい。 |
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Fig. 4-9 Fig. 4-10 |
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Fig. 4-9は黒いネジ2本を外した状態の写真です。モニター側の外装部を開けるには、Fig. 4-10のようにHDMI端子カバーを開けておく必要があります。 |
5.センサ
ー部分の
清掃 |
Fig. 5-1 |
モニター側の外装部を開けたところです。写真では見えませんが、写真の右側でモニター側外装部とはフラットケーブルでつながっていますので、断線しないよう注意してください。
ここでは水色の円の銀色のネジ3本を外します。 |
Fig. 5-2 Fig. 5-3 |
Fig. 5-2は銀色のネジ3本を外した状態の写真です。Fig. 5-3は外した3本のネジです。このネジは全て同じものです。 |
Fig. 5-4 Fig. 5-5 |
Fig. 5-4は銀色のネジ3本を外してセンサー部分を右側に開いた状態の写真です。写真の水色の円に注目してください。ここには外した銀色のネジの下にワッシャーがついていました。Fig. 5-5は外した3個のワッシャーです。銀色のものは右下の水色の円の位置にあったように思います(うぅ・・・ここは自信が無い!)。 |
Fig. 5-6 |
センサー部分を開いた状態の写真です。この状態でセンサー表面とレンズをアルコールで濡らした綿棒で拭いた後、乾いた綿棒で空拭きしました。
私のXZ-1はセンサー表面に1-2mmの大きさのゴミが数個、見つかりました。これを除去してから組上げると、写真から「黒い影」が消えてなくなりました。お掃除は大成功のようです。 |
6.元に戻す |
Fig. 6-1 (細長い黒いのが部品C) Fig. 6-2 |
最後に組上げです。モニター側の外装部を外す際、黒い部品Cが出てきたかもしれません。この部品Cを組み込む場所の下に置いた写真がFig. 6-1、組み込んだ状態がFig. 6-2です。
モニター側の外装部を下にして本体(レンズ側)を乗せるようにしてはめ込むようにすれば、部品Cを落とさずに組上げることができます。 |