Viola Dream

TP-240 クリックボタン

パソコン  ThinkPad 240 (2609-21J)
Celeron 300, 64M, 6.4GB

 軽い上に底部に指が入りやすい構造なの
で、家の中でも自由自在に移動できるのが気
に入っています。他のユーザーさんのホーム
ページでも書いてあるように、液晶がちらつく
悪い癖があるマシンです。IBMに修理してもら
ったのですが、完治していません。 
目的  クリックボタン(左)のクリック感ゼロを修理する

交換手順
手順 作業の詳細
1.クリ
ックボタ
ンの爪
の位置
(左右)

Fig. 1
 Fig. 1-1はクリックボタンの拡大です。左ボタンは緑の円、右ボタンは水
色の円のところに爪があります。
2.クリックボタンの爪の位置(拡大)
Fig. 2
 Fig. 2はFig. 1の左ボタンの拡大です。右側の爪は赤い色をしています。その赤い爪が、右の緑の円の中に少し見えているのがわかるでしょうか? わかりにくければ、Fig. 5も参考にしてください。

 左側の爪は黒いので、この図からは判別できないですね。
3.クリックボタンを外す
Fig. 3
 Fig. 3は、水色の円、すなわち右ボタンの爪を外す時の様子です。
 クリックボタンの爪のところに、できるだけ小さなマイナスドライバーの先を入れて、てこの要領でそっと持ち上げるようにします。

 緑の円は左ボタンの爪ですが、少しだけ外した状態です。前述の”赤い爪”がわかりますよね?
4.壊れたゴムを交換する    
Fig. 4-1             Fig.4-2
 Fig. 4-1は左ボタンを外したところです。左ボタンは裏返しにしてあります。右の緑の円の中に赤い爪が、左の円の中に黒い爪があります。図の下側にある白い丸いものがクリックボタンのゴムです。Fig. 4-2は、そのゴムを外したところです。
 今回のクリックボタン(左ボタン)のクリック感喪失は、このゴムが割れて元の形状に戻らないことが原因でした。部品はIBMから入手できるようですが(2006年5月の情報:部品番号=10L1958、クリックボタンとセットで3410円、送料500円)、今回は壊れた左ボタンのゴムを右ボタンのゴムと交換し、壊れたゴムは形を整えた上で右ボタンに使用することにしました。
5.クリックボタンを元の位置に戻す
Fig. 5
 ゴムの交換が済んだら、クリックボタンを元通りにしましょう。まず、Fig. 5のように元の位置にかぶせます。クリックボタンの奥(爪と反対側)を先にセットするようにします。
 クリックボタンは右と左で形が違うので注意してください。
6.クリックボタンを元通りにはめる Fig. 6  クリックボタンを被せたら、黄色の矢印の方向に軽く押すような気持ちで、赤と黒の爪を下に押し込みます。

 緑の円は爪がはまっていない状態、水色の円は爪がはまった状態です。

 作業はこれで完了です。

交換後の感想
交換後の
ThikPad 
240の様
 左ボタンのクリック感は、すっかり元通りになりました! 右ボタンは壊れた左ボタンのゴムを再利用しているので頼りない感じですが、我慢することにしました。機会があれば秋葉原のパーツ屋さんで部品を購入することにします。

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